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[AWS]Cloud Quest-Cloud Practitioner(日本語版)やってみた

数年前にAWSの認定資格cloud practitionerSolutions Architect – Associateを取得して以来、AWSから少し離れていまして。

流行りのリスキングしようと思い立ち、気になっていたCloud Questに手を出してみた記録。

Cloud Quest とは

公式から引用すると、

AWS Cloud Quest は、実用的な AWS Cloud スキルを身につけるための唯一の3D ロールプレイングゲームです。

クラウド学習のジャーニーを始める場合でも、専門的なスキルに飛び込む場合でも、AWS Cloud Quest は、インタラクティブで魅力的な方法で学習できます。

https://aws.amazon.com/jp/training/digital/aws-cloud-quest/

ゲームを楽しみつつ、AWS周りを色々触れて勉強になるよということで。

概要を箇条書きしてみると(2023/12/15現在)

  • AWS 認定資格を取得するために設計されたゲームベースのトレーニング
  • 以下のコースが提供されている
    • クラウドプラクティショナー
      • 唯一日本語対応している!!
    • ソリューションアーキテクト
    • サーバーレスデベロッパー
    • 機械学習
    • セキュリティ
    • データ分析
    • ネットワーク
  • (beta版)Recertify というコースがある
    • AWSの認定資格は有効期限があるため、更新するには再試験が必要となるが、このコースを修了すれば再試験せずとも更新できる、という仕組み一部コース(Cloud Practitioner)でのみ試験的に導入されているbeta版ですが
    AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner 再認定のすべての課題が完了すると、認定資格は 3 年間更新されます。

認定資格の取得のようですね。

続いて、公式ページの「AWS Cloud Quest の利点」を引用してみます。

https://aws.amazon.com/jp/training/digital/aws-cloud-quest/

個人的に「操作して学ぶ」というのが結構良いなと思っています。

認定資格取得の際には、テキストベースが主な学習で、ほぼAWSのリソースを実際に操作することはなかったのですが、
業務でAWSを使用する段階になって、具体的な操作が分からなくて結構困ったので、
「操作して学ぶ」ことがメインの教材は、その後の実践力を考えても大変良いのでは、と思います。

基本的なゲーム(学習)の流れ

最初に基本的なゲーム、もとい、AWSの学習をどのような形式で進めていく形になるのか、紹介して置いたほうが良さそうです。

いきなり課題を出されて「これを解きなさい!!!」という感じではなく、「土台となる知識の学習」から始まるので、
初学者でも躓きにくい設計になっているかとは思います。

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

上記の「1 Learn」〜「4. DIY」のプロセスでクエストを進めることになります。

それぞれ概要としては、以下の通り。
後述していますが、今回のブログでは「S3で静的ウェブサイトホスティングする」というクエストを対応するので、そちらを例に簡単に説明します。
(実際に後述のクエスト対応部分の記載を見た方が、把握しやすいかも…?)

1. Learn

クエストを実行する上での前提となるAWSの知識を学習するプロセス。

例えば、クエストの内容が「S3で静的ウェブサイトホスティングする」という内容であれば、

  • S3とは?
  • ポリシーとは?

等、そもそも必要となる知識を説明してくれます。
また、動画も添付されているため、こちらを見て学習することも可能です。

2. Plan

「3. Practice」「4. DIY」では、実際にAWSのリソースを操作するわけですが、

ここでは、それらのプロセスでどのような作業をするのか、全体像を確認するプロセスになります。

例えば、今回取り組むクエストで言うと、

  • S3のバケットを作成する
  • 静的ウェブサイトホスティングの設定を有効にする

等、具体的に必要となる作業を図を用いて説明してくれます。

3. Practice

「2. Plan」で確認した作業内容を実行していくプロセスです。

AWSのマネジメントコンソールを操作して、実際にAWSの各リソースを作成していきます。

4. DIY

DIY(Do It yourself)と言うことで、ここは自分で考えて作業をするプロセスです。

各クエストに対応する課題が提示されるので、前段のプロセスの内容を踏まえて、自力で解決する形になります。

分からなければ、ヒントも提示されますし、前のプロセスに戻って確認することも可能です。

解決できれば、見事クエスト完了!!!

各プロセスの具体的な内容は後述しますので、ご参照頂ければと思います。

概要説明はここまで。

いざ、ゲーム開始していきます。

ゲーム開始までの手順

AWS Skill Builderのアカウントが必要となるので、以下手順となります。

今回は「Cloud Quest-Cloud Practitioner(日本語版)」がやりたいので、そちらを開始するまでの手順を紹介。

—-

さて、

面倒な手続きはなく、Skill Builderのアカウント作成含めても10分程度でゲーム開始まで進めました。

日本語版のコースを選択しましたが英語で表示されていましたのですが、
右上の設定アイコンから言語設定を変更した所、問題なく日本語で表示されました。
(その辺りの案内もゲーム開始前の画面で丁寧に説明してくれていました。)

あと、テキストは日本語訳されていますが、音声は英語ですね。
とはいえ日本語字幕が表示されるので、心配なさそう。

さ!
いよいよゲームスタートです!!

早速、ゲームスタート!!

こんな感じで、mapからクエストを選択して、解決していく流れのようですね。

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版
  • ちなみに、進捗は自動保存されるようなので、気軽に中断できそうです。
  • 画面左にコース選択ダイアログがあるので、適宜課題を選択できる模様。
  • 現在は、無料会員なので解放されているのが「Cloud Practitioner」のみ。
    • 課金すれば、他のコース・課題にアクセスできる模様。
  • サーバーレス島、クラウド島などあって、何やら学習範囲ごとに島が分かれているんですね。
  • 課題を選択して、画面右下「選択」をクリックすると課題が始まりました。

まずはアバター作成

map画面 > 課題選択すると、アバター作成画面が立ち上がりました。

こんな感じです。

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

アバター作成後はいつでも変更可能です。

一つ目のクエストに着手!!!
(S3での静的ウェブサイトホスティング)

では、いよいよクエストに着手します。

内容的には「S3で静的ウェブサイトホスティングする」というもので、以下キャプチャの通り具体的な到達目標が提示されます。

(ようやく勉強っぽくなってきました)

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

ページを進めていくと、冒頭で紹介したクエストの基本的な進め方を紹介するページになりました。

1. Learn

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

今回クエストを対応するために必要となる以下のような前提知識を、キャプチャのように図をテキストを用いて解説してくれます。

  • S3とは何なのか?
  • ポリシーとは何なのか?

解説の動画も用意されているので、この辺りの初学者へのフォローが手厚い印象です。

次のプロセスに進みます。

2. Plan


AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

次のプロセス「3. Practice」「4. DIY」では、実際にAWSのリソースを操作するわけですが、
具体的な作業の全体像を確認するプロセスになります。

今回は以下のような操作が必要になる、という解説でした。

◆Practice

  • S3のバケットを作成する
  • 静的ウェブサイトホスティングの設定を有効にする
  • バケットポリシーを設定する

◆DIY

  • 静的ファイルの名前をindex.html → waves.htmlに変更する

次のプロセスに進みます。

3. Practice

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

「2. Plan」で確認した作業内容を実践していきます。
具体的なAWSマネージメントコンソール上の操作手順を「ステップ1〜29」に分けて、詳細に解説してくれます。

実際の作業内容はキャプチャしていませんが、
操作内容が分からない、ということは一つもありませんでした。

このプロセスの作業が完了すれば、
S3に静的ウェブサイトホスティングしたページが払い出されたURLから閲覧できるようになります。

いよいよ最後のプロセスに行きます。

4. DIY

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版


「DIYアクティビティ」という形で課題が提示されるので、前段のプロセスの内容を踏まえて、自力で解決する形になります。
解決方法が分からなかった場合、前段のプロセスに戻って復習しつつ、頑張ります。

課題を提出して、検証を問題なく突破すると…

AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版

無事クリアー!!!
ということで、いくつかの報酬をgetしました。
何に使えるのか、まだ確認はしていません。

以上、実際のクエストに着手〜解決するまでの一連の流れでした。

まとめ

  • 知識学習〜実践がセットになっていて、AWSを俯瞰する用途として、結構いい感じだと思う!!
  • ゲーム内の課題は「1. Learn」〜「4. DIY」という知識の学習〜実践というプロセスを踏むので、事前知識が無くても進めることはできそう
  • とりあえず「Cloud Practitioner」は、一通り学習して見ようと思います。
  • その他は、まだ日本語対応していないので、ちらっと見てみて、やるか決めようかな。
  • とか言っているうちに、日本語対応進めてくれる気もしている。
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